「教える」・「教わる」というスキル。

2019年02月18日

学びは双方に作用する。

毎日、大きなことも小さなことも、学ぶことはたくさんあります。
ビジネスが円滑にいくメソッド。
暮らしがちょっと豊かになる便利ワザ。
古人の遺した格言。
世の中の動きや仕組み。

学びたくて学ぶこともあれば、その時にはわからなくてもあとから気づかされる学びもありますね。

よく、「教えることは自分にとって最大の学びだ」って言いません?
誰かに教えていると、自分でもそれを理論立ててわかりやすく説明しようとするから、知識が整理されて再確認できるって。
確かにそうだと思います。
「学び」がもたらす知識の影響は、学ぶ方にも学ばせる方にも作用するのかもしれません。

センスがだいじ?

せっかく学ぶのなら、身になったほうがいいに決まっています。
お互いに、時間も体力も浪費しますから。
学ぶ側が、しっかり知識を得たいと思うとき、「もっと知りたい!教えて!」と前のめりになる姿勢が大事です。それは、もちろんですよね。
しかしそれって裏を返せば、学ばせる側にも「もっと知ってほしい!教わってほしい!」というスキルが必要になってくると思うのです。

そこで重要なキーワードが、「センス」。

教える側にも、そして教わる側にも、相手に合わせた学び・学ばせができるセンスが必要なのだと思うのです。

スパルタで厳しく鍛えるのか、優しく褒めながら教えるのか、手本を見せてから同じようにやらせるのか、本人にやらせてから考察させるのか。
学ばせる側が学ばせ方を考えるように、学ぶ側も、どう接されたら自分は伸びるのか、態度や言葉遣い・教わり方は適切か、教える側は自分にどう学ばせたいのか。
そういったことを考えながら、学ばないといけません。

センスのある人どうしだとそれを一瞬で見抜き、実施します。
するとお互いの発言や態度が、気持ちいいほどに急加速。
発見と確認の連続で、学ぶ側・学ばせる側のどちらもが、互いの時間と労力を割いても実りある結果になるのです。

トコロ変わればタチバも変わる。

得意・不得意なジャンルはだれにでもあります。
立つフィールドが違えば、誰しもがビギナーであり、マスターであり、トレーナーであり、チャレンジャーです。
いつ自分が、どのフィールドでどの立場に立たされるかわかりません。

どんなときでも、学び・学ばせるセンスを身に付けて、時間と労力を有意義に使いたいものです。

相手のために、そして自分のために 。

つい先日、私自身がビギナーになることがあり、
学ぶ側としてセンスある態度がとれていなかったのでは…と自分を省みたところでしたので、このような記事と相成りました。

みなさまは、いい学び・学ばせができていますか?

本日も、みなさまにとりまして、実りある一日となりますよう。
 

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